横浜市道路局交通安全・放置自転車課では、交通マナーや交通安全の啓発活動に取り組む中で横浜に拠点をもつスポーツチームや地元企業などと協力した企画を多数実施している。９月14日に行われる「セーフティライド横浜」もその一つで、横浜市とヤマハ発動機販売（株）による交通安全イベントだ。「市内の交通事故死者数に占める、二輪車乗車中の死亡者数は全体の4割（平成25年）。イベントを通じて、交通安全意識の向上につなげたい」という。

　同イベントでは、ヤマハ発動機販売（株）の協力で幅広い広報や女性ライダー向けのサポートレッスン（要予約）、ヤマハ電動アシスト付自転車を使った交通安全教室などが行われる。

　横浜市とヤマハ発動機販売（株）の連携は、同社が民間の提案窓口「共創フロント」に「市と連携した交通安全啓発活動」を提案したことからはじまる。交通安全の啓発をすすめる横浜市と目的が一致したことで実現に至った。さらに、神奈川県警とも連携し、イベントに広がりをもたせている。

　「企業の持つアイデアやノウハウと横浜市の発信力や財産をうまく掛け合わせ、企業・市民の方・横浜市、それぞれに有益な事業ができればと考えています。神奈川県警白バイの展示、スタントマンによる事故の再現なども予定しており、ご家族でも楽しみながら、交通安全について学べる一日です」と同課の富井課長は話す。

■セーフティライド横浜2014
　9月14日（日）13時〜15時　※入場無料　高島中央公園（西区みなとみらい5-2）及び
　みなとみらい57地区（西区高島1-2-73）
　イベント問合せ TEL.045（671）2323交通安全・放置自転車課
　サポートレッスン予約 TEL.03（5713）3885ヤマハ発動機販売（株）関東営業所