TOP > 地域情報紙 > 共創横浜 vol.6

共創横浜 vol.6


こども青少年局企画調整課、総務局危機管理課、政策局共創推進課
×
株式会社協進印刷

横浜市では企業、NPO、自治会町内会など皆さまとの対話を重ね、新たな価値を創り出す「共創」の取り組みを行っています。

  災害時の初動対応について学ぶことは、幼児にも必要なこと。万が一の時に保護者がそばにいるとは限らない。だから、いざというときに取るべき行動を普段から知っておくことは、自身と家族の身を守る「自助(一人ひとりの日ごろの備え)」や「共助(地域での助け合い)」の取り組みに繋がっていく。

 横浜市は、株式会社協進印刷からの提案を共創フロントで受け、連携して「ぼうさいえほん」を作成した。この絵本は、危機管理課が内容を監修し、同社が絵本の制作と配布を担当。その経費は同社および協賛企業が負担し、市内約800保育施設の園児の保護者全員分と、地域子育て支援拠点などに無償配布した。

 「ぼうさいえほん」は、施設や家庭での読み聞かせや、幼児自身による読書を通じて、災害時に取るべき行動を伝える内容となっており、親しみやすいイラストとひらがなを使って制作されている。また、災害時の被害を少しでも減らすために「自助と共助」の視点に立って作成されている。

 「今回の取り組みにより、幼児にも自助行動の啓発ができた。将来の横浜市における防災意識がさらに深まっていくことが期待できる」と、危機管理課山本係長は話す。

■「ぼうさいえほん」
 冊子体裁:A5版カラー16ページ 配布部数:約65,000部
 取り組みの詳細はこちらから

TEL.045(671)4397共創推進課
www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/kyoso/
ページの先頭に戻る


Copyright(C) 2012 Shonan Yomiuri Shinbunsha Inc. All Right Reserved このサイト内に記載されている画像及び文章の無断転載は禁止します。著作権は湘南よみうり新聞社に帰属します。