共創横浜 vol.19
教育委員会事務局特別支援教育課、こども青少年局障害児福祉保健課
総務局危機管理課
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株式会社 協進印刷
横浜市では企業、NPO、自治会町内会など皆さまとの対話を重ね、新たな価値を創り出す「共創」の取り組みを行っています。
横浜市は、市内で印刷業を営む㈱協進印刷との公民連携により、防災教材絵本「ぼうさいえほん」を制作し、特別支援学校等の小学部児童と、地域療育センター(※)に通園する未就学児に向けて無償配布した。
今回で3度目となるこの取組は、平成25年度に㈱協進印刷から「災害時一人でも多くの子どもたちの命が救われるように」と企画の提案があり、制作・配送に掛かる経費は同社及び趣旨に賛同する協賛企業が負担している。25年度は幼稚園児向けに、26年度は保育園児及び親子の居場所向けに配布した。
絵本は可愛らしい動物のイラストとひらがなで構成されており、子どもが興味を持ち、未就学児でも読むことができる内容となっている。また、自助のみならず「地域での助け合い」の視点も含め、災害時の被害を少しでも減らすことができるようにと、総務局危機管理室が内容を監修している。「もしもの時に子どもたちが自分自身を守る知識を学ぶことができるほか、ご家族と一緒に読むことで、家庭の備えを考えるページもあります。この機会に、自助の意識を高めるきっかけになれば」と、こども青少年局の古谷さんは話す。
◆「ぼうさいえほん」A5版カラー16ページ 約6,000部を配布
取り組みの詳細はこちら
※地域療育センターでは、0歳から小学校期までの障害児の療育に関する相談、診療、指導などを行っています。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/shogai/ryoiku/ryoikunado/ryoiku.html
TEL.045(671)4397共創推進課
www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/kyoso/
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