TOP > 地域情報紙 > 共創横浜 vol.23

共創横浜 vol.23


環境創造局下水道設備課
×
株式会社bay eggs(構成企業:JFEエンジニアリング(株)、(株)東芝)

横浜市では企業、NPO、自治会町内会など皆さまとの対話を重ね、新たな価値を創り出す「共創」の取り組みを行っています。

下水汚泥は資源の宝庫
 私たちが食後の後片付けで食器を洗った水や、トイレで流した水は、下水として下水道を流れていく…。横浜市では、そんな下水道から集まった下水汚泥を資源化センターで再利用可能な資源に変える、“循環型社会”への取り組みを進めている。
 「下水汚泥というのは資源の宝庫みたいなものなんです。汚泥から消化ガスというガスを発生させて発電機を回して電気がつくれたり、汚泥を焼却した後の灰からは建設資材がつくれたり」と下水道設備課の小川さん。以前から横浜市の北部汚泥資源化センターでは汚泥からつくった電気でセンターの電力の約8割を補っていたという。その発電設備が老朽化したことに伴い、設備更新は民間の資金および技術、経営ノウハウを活用するPFI手法によって、(株)bay eggsと事業契約を締結するに至った。
 「発電設備の建設、維持管理、運営までをbay eggsさんにまかせることで、それまでより効率の良い発電機が導入され、CO₂排出量が約25%削減でき、コストも約4.2億円削減できました」と、今後の展望が広がっていると小川さんは語った。

◆夏休み親子の下水道教室 開催
 自分たちが使った水がどこへ行くのか?施設見学してみませんか。午前は水再生センター、午後は横浜港、防災センター等を見学。夏休みの自由研究にもピッタリ。
 8月9・10・16・18・19日
 横浜市内在住・在勤・在学の小学生と家族
 事前申込み・先着順。詳しくは横浜市環境創造局HP
 問合せTEL 045(671)3969下水道施設管理課


TEL.045(671)4397共創推進課
www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/kyoso/
ページの先頭に戻る


Copyright(C) 2012 Shonan Yomiuri Shinbunsha Inc. All Right Reserved このサイト内に記載されている画像及び文章の無断転載は禁止します。著作権は湘南よみうり新聞社に帰属します。