地域住民のアイデアで、まちのにぎわいを取り戻しました！
にぎわいをつくった「花と緑の遊歩道」
　都筑区の地下鉄中川駅前、以前は人通りが少なくにぎわいの停滞が課題となっていました。そこで、地域のまちづくりグループ「NPO法人ぐるっと緑道」がまちのにぎわいを取り戻すために、階段アートや遊歩道に花壇等を整備する提案で「まち普請事業」にチャレンジし､見事選考されました。
　歩道橋の階段に新たに描かれた花や木、花壇やベンチが設けられた遊歩道は、歩く人の目を楽しませ、魅力的な空間となりました。

整備を通じて広がるグループの輪
　花壇づくりは酷暑の時期に行ったため、植えた花を毎日手入れしながら、次の新しい花壇を作る必要がありました。そこで、花壇整備に協力してくれる人を募集したところ、少しずつ参加してくれる人が増えていきました。
　整備したグループの輪は大きく広がり､現在では水やりなどの手入れを多くの住民が担っています。
　「できたら終わりではない花壇、だから人が集まるんだね」と整備グループ代表の方は語ります。

「まち普請事業」でまちも人も元気に
　「まち普請事業」では、みんなで力をあわせてコンテストに挑戦し、施設整備もみんなで行います。中川駅前では、花壇の整備等をきっかけにたくさんの人達の交流が生まれました。このように「まち普請事業」にチャレンジすることで、地域の活性化そして自分の住んでいる地域に誇りを持てるなどの効果もあります。