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ヨコハマ市民まち普請事業 vol.8


横浜市民 × 地域貢献意欲の高い企業 × 横浜市

地域課題の解決に役立つ施設整備の提案を市民の皆さんから募集し、公開コンテストで選考された提案に対し、整備助成金を交付します。

「まちづくりコンテストをご存じですか?」
  「住民同士の交流スペースをつくりたい」、「子どもが安心して遊べる水辺をつくりたい」、「まちの課題解決に取り組みたい」。そうした市民の思いに応えるハード整備の助成を横浜市が行っています。「ヨコハマ市民まち普請事業」を通じて地域の皆さんが自ら実現した「夢」を紹介します。
●「子ども、地域、旅人が集う場所CASACO(カサコ)」 (西区東ケ丘)
 CASACOのある西区東ケ丘地区は、「子育て世代の情報交換の居場所」や「こども会がなくなってしまい子どもの居場所」がないなど多世代の抱える課題がありました。また、世界中を旅して回り、旅先の方から家族のように手厚くもてなしてもらった経験から、日本に来る海外の人にも同じようにしてあげたいと考えたグループ代表が、これらの課題や思いから、「まち普請事業」に応募しました。提案内容は軒下のサロンスペースを整備し、「子ども・地域・旅人」を繋げて、多世代・多国籍な方々の居場所をつくるというものでした。
 整備では、軒下のテラスに野毛坂の道路舗装に使われていたピンコロ石を再利用し、地域の人たちと力を合わせて施工するなど、より多くの人がCASACOに愛着を持てるように工夫しました。
 多くの人の手により完成したCASACOは、今では地域の方々が気軽に立ち寄れる憩いの場であると共に、「世界の朝ごはん会」などここに集まる人が「やってみたい」ことを持ち込み実現する場所にもなっています。そしてその中には、CASACOを訪れる海外の人も徐々に増えてきています。ワカモノたちが創りあげたCASACOのこれからの展開に注目です。

「横浜市主催のまちづくりコンテスト」~ヨコハマ市民まち普請事業~
横浜市では、市民の皆さんから地域の課題解決に役立つ施設(ハード)整備の提案を募集し、2段階の公開コンテストにより選考された提案に対して次年度に最高500万円の施設整備の助成金を交付する「ヨコハマ市民まち普請事業」を行っています。平成29年度の提案募集も4月上旬から開始する予定です。相談は常時受付中。詳しくは都市整備局地域まちづくり課(☎045-671-2679)までお問い合わせください。

TEL.045(671)2679 地域まちづくり課
http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/chiikimachi/machibushin/
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