ヨコハマ想い
創刊記念MESSAGE
横浜市長 林 文子氏
profile
東京都立青山高等学校卒業。ファーレン東京㈱(現フォルクスワーゲンジャパン販売㈱)代表取締役社長、BMW東京㈱代表取締役社長、㈱ダイエー 代表取締役会長兼CEO、日産自動車㈱執行役員等を歴任。
2006年日経ウーマン誌「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006」キャリアクリエイト部門1位、ハーバードビジネススクール女性経営者賞、2008年米フォーチュン誌「世界ビジネス界で最強の女性50人」等に選ばれる。
2009年8月、横浜市長に就任、2013年8月より2期目。
指定都市市長会会長、文化庁・文化審議会文化政策部会委員、東京女学館大学客員教授を務める。
このたびは「ヨコハマよみうり」の創刊、誠におめでとうございます。横浜の街の魅力的な情報をお伝えくださる地域情報誌の誕生を、本当に嬉しく思っています。
横浜は、豪華客船が停泊する優美な港、開港以来の歴史を感じさせる街並み、個性豊かなショッピングストリート、中華街をはじめ世界中の食を楽しむことができ、ダイナミックな経済活動が営まれる国際的な大都市でありながら、ふと郊外に目を向ければ、豊かな緑や都市と共存した農に恵まれ、本当に多彩な魅力にあふれています。何より、横浜の街を愛する市民の皆様の思いやぬくもりが、横浜ならではの街の魅力を磨き上げ、国内外の人々を魅了し続けるのだと思います。
「ヨコハマよみうり」の紙面を通して、このような多彩な横浜の魅力や、それらを支えてくださっている市民の皆様、企業・団体の皆様の横浜を愛する心に触れられることを楽しみにしております。
さらに今回、「ヨコハマよみうり」の創刊にあたって、横浜市の市政広報に紙面の一部をご提供くださることとなりました。これまでにも、横浜市と横浜読売会様、読売新聞東京本社様は、平成22年に協定を締結して以来、「Y2(ワイワイ)サポートプロジェクト」として、様々な地域貢献活動をご一緒に進めてまいりました。その活動は、子育て支援、福祉、環境、防災、観光など、実に幅広い分野に渡っています。夏の節電啓発用うちわの作成をはじめとした横浜市の施策・事業のPR、児童福祉施設への毎年のクリスマスプレゼントの贈呈、横浜市の水源林がある山梨県道志村での水源エコプロジェクト「W−eco・p」(ウィコップ)への参加など、その取組は昨年暮れまでに、40事業を数えます。
横浜読売会様及び読売新聞社東京本社様の多方面からのご協力に、改めて深く感謝申し上げます。
今年、横浜では、多くの魅力的な事業が展開されます。「東アジア文化都市」の国内開催都市として、中国の泉州、韓国の光州広域市とともに、1年間にわたって、多彩な文化芸術イベントを開催していきます。また、8月からは現代アートの祭典「ヨコハマトリエンナーレ2014」も開催されます。市民の皆様もこれを機会に、東アジアの多様な文化・芸術と都市の魅力に触れていただきたいと思います。
そして、横浜読売会様と読売新聞東京本社様の「情報発信力」や「ネットワーク力」といった強みを活かし、横浜の明るい未来に向けてお力添えいただくようお願い申し上げるとともに、皆様方の今後の益々の御発展を祈念いたしまして、私のお祝いの挨拶とさせていただきます。